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首肩凝りが関わる、さまざまな身体の不調

◆ 首肩凝りは「たかが凝り」ではないかもしれない

首肩凝りは、日本人の多くが抱える症状のひとつです。 しかし当院の臨床では、こんな方が非常に多くいらっしゃいます。


「耳が詰まった感じが続いている」 「頭痛やめまいがなかなか取れない」 「睡眠が浅く、朝起きても疲れが残っている」


これらの症状の原因として、意外と見落とされがちなのが首肩の凝りです。

当院にご来院される方の多くは、首肩凝りを「メイン症状ではなく、おまけの症状」として捉えています。しかし実際には、首肩凝りが他の症状を引き起こしている、あるいは悪化させているケースが少なくありません。

このページでは、その理由を解説します。


◆ なぜ首肩凝りが他の症状につながるのか

成人の頭の重さは約6kg、片腕は約3〜4kgあります。つまり首肩は、常に約12kgの重さを支え続けています。

この負担が慢性化すると、首肩周辺の筋肉は持続的に緊張し、血流や神経の働きに影響を及ぼします。首は耳・目・脳・自律神経など多くの器官と近接しているため、凝りが広範な症状のトリガーになりやすいのです。

実際に首肩凝りとの関連が見られる症状として、当院では以下のようなものが挙げられます。

  • 耳鼻科症状(耳鳴り・耳閉感・難聴など)
  • 頭部症状(頭痛・めまい)
  • 睡眠障害
  • 眼科症状
  • 自律神経症状
  • ホルモン分泌の乱れ
  • 口腔内症状

「首肩が凝っているから他の症状も出ている」あるいは「他の症状があるから首肩も凝り続けている」——この双方向の関係を理解することが、症状回復への第一歩になります。


◆ 首肩凝りが慢性化しやすい理由

首肩は、起きている間ほぼ休むことなく働いています。睡眠8時間を除いた16時間、ずっと頭や腕の重さを支え続けているのです。

この状態に加えて、以下のような習慣が重なると凝りは慢性化しやすくなります。

【姿勢の問題】 PC・スマホ・家事・育児などによる長時間の不良姿勢(猫背・前傾頭位・巻き肩)は、首肩への負荷を大幅に増加させます


「あなたはどちらに近いですか?」

良い姿勢例

・顔が前に出ていない

・背骨が曲がり過ぎていない

・腕が前に出過ぎていない

悪い姿勢例

・顔が前に出過ぎている

・背骨が曲がり過ぎている

・腕が前に出過ぎている

【緊張が抜けない状態】 「常に何かしていないと落ち着かない」「呼吸が浅い」「やることが多くて時間に追われている」——こうした方は、自覚がなくとも首肩に常に力が入っている状態になりがちです。

【疲労の蓄積】 睡眠不足や活動過多が続くと、凝りが休息だけでは回復しなくなります。こうなると慢性疲労型に移行し、さらに症状が複合化していきます。

 


◆ 当院のアプローチ

首肩凝りの施術で難しいのは、「その場でほぐしても、また戻ってしまう」点です。 これは、日常生活の中に凝りを作り続ける原因が残っているからです。

そのため当院では、施術による筋肉の緊張をほぐすことに加えて、以下を重視しています。

① 首肩凝りを起こしている姿勢・動作のクセを分析する

② ご本人に自分のクセを認識していただく

③ 日常でできるセルフケアの方法をお伝えする

「施術を受けるだけ」で終わらず、ご自身で状態を維持・回復できるようになることを目指しています。

 


◆ まとめ

首肩凝りは、放置することで他の症状の要因になり得ます。 「慢性的な凝りは仕方がない」と諦めている方ほど、実は首肩凝りへの対処が症状の落ち着きにつながるケースがあります。

 

心当たりのある方は、一度ご相談ください。

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