〒240-0022 神奈川県横浜市保土ケ谷区西久保町15 グランディシンヤ201
天王町駅から徒歩3分
◆はじめに
頭痛は多くの方が経験したことのある症状の一つではないでしょうか。
しかし一口に頭痛といっても「慢性化している方」、「頻繫に起こる方」、「ある特定下のみ出現する方」、「たまに出現する方」など、発現の仕方は人によって様々です。
今回は「鍼灸の臨床からみた頭痛の要因」と「東洋医学的にみられる頭痛の特徴」について、当院の考えと共に書いていきます。
◆一次性頭痛の種類
一次性頭痛とは、原因となる他の病気がなく繰り返しおこる頭痛のことをいいます。主に以下の3種類に分けられます。
【緊張型頭痛】
頭を何かで締め付けられているような、鈍い痛みが続く頭痛です。
動いて痛みが酷くなることはありませんが、「首肩こり」や「めまい」、「ふらつき」などを伴うことがあります。
【偏頭痛】
片側あるいは両側のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つような「ズキズキ」とした痛みで体を動かすと悪化するのが特徴です。
他にも「光過敏」、「音過敏」、「悪心嘔吐」などを伴います。
また片頭痛は「前兆がある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」に分けられます。
前兆がある片頭痛の8割くらいは「閃輝暗点(せんきあんてん)」という徴候がみられます。
【群発頭痛】
ある期間に集中して頭痛が起こることから「群発」とつけられています。
人によって数カ月から数年に一度、数週間から数カ月の間ほぼ毎日、一日の中で決まった時間帯に激しい頭痛発作が起こります。
発作期間以外は無症状のことが多いです。
症状は「目がえぐられるような」「目をキリで刺されるような」と表現され、耐え難い痛みと言われます。
必ず片側でに出現し、痛みと同側に「目の充血」、「涙」、「鼻水」、「鼻づまり」、「額の発汗」などの自律神経症状を表す特徴があります。
◆頭痛を発症させる要因
どのタイプの頭痛も、「頭痛が起きやすい状態」になってしまっていることで症状を引き起こしています。
「頭痛が起きやすい状態」を鍼灸の臨床に落とし込むと以下の通りです。
【顔の緊張・こわばり感】
顔の筋肉が緊張する要因は大きく3つに分けられます。
1,顔の筋肉をよく使う
「眉間のしわ寄せ」、「噛みしめ」などにより筋肉が縮まるパターン
2,顔の筋肉を使わない
「口を動かさない」、「表情筋を使わない」、など筋肉を使わないことで固まるパターン
3、外部刺激←これかなり多い
PCやスマホなど使用過多により「疲れ目・眼精疲労」→顔の筋肉の「緊張」や「こわばり」へ派生するパターン
など
【首肩こりや痛み】
「肩が上がる」、「背中が丸くなりやすい」、「顔が前に出る」などの不良姿勢。
鍼灸臨床上、
首肩の「こり」や「痛み」を自覚していない方
不良姿勢ではないと思っている方で、実際は不良姿勢の方もいらっしゃいます
その不良姿勢の影響が頭痛として現れることがあります。
【睡眠不足・浅い睡眠】
「十分な睡眠が取れていない方」、「上手く取れない方」は疲労がとれません。
疲労が積み重なることで筋肉の緊張が強くなったり、姿勢保持ができずに不良姿勢を起こし頭痛に繋がります。
【女性ホルモンの変化】
女性の身体は生理サイクルによって、「代謝の変化」や「自律神経の乱れ」などが起こり、それらの影響で頭痛を引き起こすことがあります。
・生理1週間前から起こる(PMS)
・排卵時期に起こる
・生理痛が強い時期に起こる(1~2日目)
・生理3日~8日に起こる
・閉経後に周期的に起こる※1
・更年期症状※2
など
※1「閉経後に起こる頭痛」
閉経している方でも、生理周期に連動して頭痛を起こすパターンがあります。
つまり、「出血(生理)という現象はない」けれど、身体の中では生理周期のリズムが未だ残っている、ということが考えられます。
この頭痛の特徴は「生理周期と連動する頭痛」ということです。
※2「更年期症状として起こる頭痛」
更年期あたりに差し掛かると、生理が不順になり最終的に閉経します。
この時期は「自律神経の乱れ」が強くなりやすいので、その影響で頭痛が起きる方もいらっしゃいます。
◆東洋医学からみた頭痛の性質
【気滞(きたい)】
筋肉や血管の収縮を起こしている病態の頭痛です。
痛みの性質は「ギューっ」「筋肉が縮まって痛い感じ」、ひどいと「ズキズキ」、「ガンガン」、「キリキリ」と表現されることが多いです。
症状が強いと嘔吐してしまうこともあります。
【瘀血(おけつ)】
頭部の巡りが悪くなっている病態の頭痛です。
痛みはかなり強く鎮痛剤も効きにくいです。
痛みの表現は「ズキズキ」、「ガンガン」、「キリキリ」などと表現されることが多く、症状が強いと嘔吐してしまうこともあります。
【水分代謝の影響】
水分代謝の悪さが頭部に影響したタイプです。
一般的に頭重といい、「痛み」より「重い」と表現されることが多いです。
これは「水分代謝低下」、「湿度の高い時期」、「気滞頭痛」などによって出現しやすい頭痛です。
【熱の影響】
東洋医学的に「熱」という性質が頭痛として現れるもののことです。
痛みの特徴は、拍動する痛みの「ズキズキ」、「ガンガン」、「ドクドク」などと表現される方が多いです。
・中長期的ストレス(頭のオーバーヒート)
・答えのない思考を続けること(思考過多)
・男女ともに更年期
・PC、スマホの長時間使用(頭のオーバーヒート)
などが熱病理を産生させやすくなります。
他にも「顔が赤い」、「のぼせ・ほてり」、「目の充血」、「高音の耳鳴り」、「聴覚過敏」などを伴うことがあります。
【肝の影響】
東洋医学では「肝」という臓腑のバランスが崩れてくると、頭部症状が現れやすくなります。
肝由来の特徴的な症状として、「目の奥の痛みを伴う頭痛」、「頭頂部頭痛」が出現しやすくなります。
◆最後に
「頭痛を起こしにくくする」、または「頭痛がない状態にする」ためには、まずは頭痛を起こしにくい身体作りが大切です。
痛い時に施術を受けるだけでは、痛み止めなどと同じく対症療法となり、変化がでる可能性は低くなります。
人によっても違いますが、頭痛が起きると日常生活に支障がでることが大半です。
大事なのは「症状が出てから何とかする」のではなく、「症状が出る前に何ができるか?」、この積み重ねが頭痛の頻度や痛みのレベルを下げていくポイントになると当院では考えております。
参考になれば幸いです。
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