〒240-0022 神奈川県横浜市保土ケ谷区西久保町15 グランディシンヤ201
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◆はじめに
「めまい」は自分自身や周りが動いていないにも関わらず、動いているような感覚に陥ることです。
「めまい」は様々な要因よって起こります。
今回は「東洋医学」、「鍼灸臨床」からみた「めまい」について説明していきます。
現代医学的な「めまい」についての解説は、専門の病院やクリニックなどのホームページをご参照ください。
◆めまいの種類
一般的に、「めまい」は大きく3つに分類することができます。
人によって症状の表現の仕方が異なりますが、概ね以下のように分けられます。
【回転性のめまい】
「目が回る」や「グルグルしている」などの表現をされる方が多い。
・メニエール病、突発性難聴、良性発作性頭位めまい症など
【浮動性・動揺性のめまい】
身体が「フワフワ」「グラグラ」「ユラユラ」するなど、揺れている表現をされる方が多い。
・高血圧、自律神経の乱れ、心因性のもの、など
【失神性のめまい】
「目の前が真っ暗になった」、「血の気が引く感じ」といった表現をされる方が多い。
・起立性調節障害、不整脈など
◆東洋医学からみた「めまい」の病態
東洋医学からみた「めまい」は、「何らかの影響」で身体のバランスをとるための「器官」に問題が生じているために起こる症状である、と捉えます。
その「何らかの影響」と「器官」を挙げていきます。
① 頭
東洋医学では、「頭部に栄養」を与えたり、「動かすためのエネルギー」となったりする「気血」が不足すると、「めまい」を起こすとされています。
気血が不足してしまう代表的な要因を挙げていきます。
*胃腸症状
*食事量低下
*体重減少
*睡眠不足
など
頭部の気血が不足すると「めまい」以外にも症状や兆候を起こしやすくなります。
・生理中に起きやすい
・顔が青白いまたは茶黄色
・味覚障害
・耳鳴り
・頭痛・頭重
など
② 目
目の機能が一時的に落ちることで「めまい」様症状を起こすことがあります。
【めまいに付随して起きやすい症状】
・ピントが合わない
・目が乾く
・よく涙が出る
・PCスマホを使うと症状が出やすい
・目の周りが重い
・目の奥が痛む
など
私たちは視覚からの情報をとても頼りにしているため、目の疲れが原因で「遠近の調節機能の不具合」や「眼球の動きが一時的に悪くなる」といった状態に陥ると、「めまい」様の症状を起こすことがあります。
③ 首・耳周り
耳の奥には「内耳」と言われる身体のバランスをとる器官があります。
首・耳周辺の血流が悪くなると内耳の血流も悪くなり、「めまい」を起こしやすくなります。首・耳周辺の血流が悪くなる要因として考えられることは以下の通りです。
*首肩凝り・痛み
*不良姿勢
*慢性疲労
*自律神経の乱れ
*水分代謝機能低下
*湿度の高い時期(梅雨・夏・長雨)
*体重増加(食べ過ぎ・自覚のない食べ過ぎ)
など
◆めまいが起きたら…
まずは病院を受診しましょう。「めまい」は様々な病気のサインであることが多いため、専門の病院などで「めまいが起こる原因」を正しく知るための検査することを推奨しております。
その上で
・「めまい」が起こる病気・原因があるが良くならない
・原因不明で「めまい」が起こる
・頻繁・反復する「めまい」がある
などがあるようでしたら鍼灸治療をご検討ください。
◆最後に
「めまい」は急激に症状を起こすことが多いのですが、その反面症状の回復が早い傾向があります。
すぐに症状が治まったから問題ない、と思わずに「身体からの何らかのサイン」なのかもしれないと考え、不安であれば病院を受診してみてください。
症状が治まっているし病院に行くほどではないかな…と思う方は、「直近の生活を振り返り、心身に負荷がかかり過ぎいないか?」見つめ直してみてはいかがでしょうか。
ご自身が思っているより身体は頑張り屋さんですので、耳を傾けてあげてください。
参考になれば幸いです。