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自律神経失調症・自律神経の乱れと鍼灸

◆自律神経失調症とは

 自律神経失調症とは病名ではなく、自律神経のバランスが崩れてしまい、心身に様々な不調をもたらす状態をいいます。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、自分の意思とは関係なく身体の機能を調整してくれています。

 

●交感神経(活動モード)

主に身体を「活動するのに適した状態」にします。

・筋肉の緊張を保つ

・心臓の鼓動を高める

・呼吸を早める

・血管を縮める

など

 

●副交感神経(リラックスモード)

主に身体を「休息するのに適した状態」にします。

・内臓の機能を促進して活動させる

・筋肉の緊張を緩める

・脈や呼吸を穏やかにする

・血管を緩める

など

 

 この2つの神経が、24時間365日、常にバランスを取りながら働いていることで、私たちの身体は様々な環境に対応して生活することができます。本来、どちらかが強くても弱くてもいけません。

しかし、このバランスが慢性的に崩れてしまうことを、「自律神経失調症」と呼びます。現代では交感神経が優位になっているパターンが多いです。

 

◆原因

自律神経失調症の原因は大きく3つあります。

「ストレス」「生活習慣の乱れ」「ホルモン」です。

 

●ストレス

ストレスといっても様々なものがあります。特に精神的ストレス(人間関係・環境の変化など)が、自律神経に影響を与える大きな要因です。また、同じストレスがかかっても、人によって受け止め方は違うので、性格や気質なども関係してきます。

 

【性格、気質】

心配性で内向的という弱い側面と、完璧主義や理想主義、負けず嫌いなどの強い側面が共存している性格です。この2つは相反するもので、ストレスを抱えやすい傾向です。(神経質性格)

 自分自身の感情に上手く気づけず、その感情を上手く表現することが苦手な性格・気質です。上手く認識できていないストレスが自律神経症状として現れやすくなります。

 

●生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも、自律神経の不調を招く原因の一つです。

日中は交感神経が優位になり、夜間は副交感神経が優位になります。

昼夜逆転の生活や夜間に交感神経を強める行動は自律神経が乱れやすいです。

たばこやカフェインの摂取、PC・スマートフォンのブルーライトなどは気をつけてください。

 

●ホルモン

ホルモンと自律神経は密接に関係しています。

その中でも、女性ホルモンと甲状腺ホルモンは関連が強いです

甲状腺ホルモン:身体の代謝を高める働きがあり、交感神経を活動させます。

女性ホルモン:視床下部()と呼ばれる部分がコントロールしています。

 視床下部は自律神経を司っている部分なので、女性ホルモンの影響はとても大きく、生理周期の変動や年齢に伴う変動によって、自律神経失調症状が認められやすいです。

 

◆症状

自律神経は様々な器官と関わるので、起こる症状・目立つ症状も様々です。

症状が出やすい器官は、身体の中の弱っている器官や、体質などによって異なります。

また精神症状や免疫系・内分泌系にも影響を及ぼします。

自律神経失調症の症状

心臓

動悸・胸の圧迫感・胸痛

呼吸器

息苦しい・息がつまる・過呼吸

胃腸

吐気・下痢・便秘・腹痛・胃の不快感・お腹の張り・ガスが溜まる

頭痛・頭重感・脱毛

眼精疲労・眼の乾き・違和感・視界狭窄

乾き・痛み・味覚障害

喉の異物感(ヒステリー球)・のみ込みづらい

耳鳴り・めまい・耳閉感・聴覚過敏

皮膚

多汗・痛み・痒み

筋肉・関節

首肩こり・脱力感・筋肉痛様・関節痛

手足

痛み・痺れ・冷え・ふるえ

血管

立ちくらみ・高血圧・冷え

生殖器

勃起障害・射精障害・生理不順

膀胱

頻尿・排尿障害・残尿感

全身

微熱・倦怠感・疲労感・ほてり・めまい

精神

落ち込み・不安感・不眠・イライラ・気力低下・集中力低下・情緒不安定

 

◆東洋医学・鍼灸では

自律神経失調症だけに限らないのですが、上の表のような症状は「あくまで結果」なのです。

もちろん症状を改善させるために施術を行いますが、症状が出たのには必ず原因があります。

原因が「根元」で、症状が「枝葉」とお考えください。

根元の原因を取り除かない限り、症状は再発しやすいです。

 

大きな治療方針としては

 

  • 原因に対する治療(体質)と日常生活でのアドバイス(ストレス・生活習慣の乱れ・ホルモン)
  • 目立つ症状に対する施術​

 

目立つ症状は上述したように、その方の体質や疲れている器官に現れてきます。

状態によっては目立つ症状を中心に行いますが、基本は原因・症状に対して治療を行います。根元の改善を行う場合は、生活習慣・環境の改善など、患者さんの努力も必要です。

 

 東洋医学や鍼灸治療は、体質にもアプローチでき、症状の緩和にも有効です。長期間、自律神経失調症状に悩まされている方がいらっしゃいましたら、鍼灸治療もお考え下さい。

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