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◆耳管とは
耳と鼻をつなぐ細い管の通路のことを耳管と呼びます。耳管は平常時には閉じた状態を維持し、唾液を飲み込んだり、あくびをしたりした際に一時的に開くことで、中耳内の気圧を調整する役割を果たします。
エレベーターや飛行機に乗っているときや、車でトンネル内に入った際など、気圧の変化があるときに耳が詰まった感じを覚え、唾を飲んだり、耳抜きをしたりすると戻るという経験は、どなたでもあるのではないでしょうか?これは唾を飲み込むなどの動作によって、外気圧と耳の中(中耳内)の圧が調整されたおかげなのです。
耳管開放症や耳管狭窄症は耳管の働きが上手くいかない病気で、これらを併せて耳管機能不全ともいいます。
◆耳管開放症
耳管が開いた状態になり、耳閉感や自声強調などの症状が現れます。
よくある症状は以下の通りです。
【症状】
・耳閉塞感
・呼吸音が聞こえる
・自声強調
・耳の圧迫感
・耳から「ポコ」、「ベコ」、「ボオ」などが聞こえる
◆耳管狭窄症
耳管が塞がったり狭くなったりすると耳閉感や自声強調、耳の聞こえが悪いなどの症状が現れます。よくある症状は以下の通りです。
【症状】
・耳の聞こえが悪い
・耳閉塞感
・耳の中が痛む
・耳の圧迫感
・自声強調
◆東洋医学からみた耳管開放症・耳管狭窄症
鍼灸では、耳管開放症と耳管狭窄症を「耳管機能不全」として施術していきます。
これは耳管開放症と耳管狭窄症の症状は類似していることから、「耳管の調節障害」と大きく捉えて施術を行う、とお考え下さい。
他の症状もですが、東洋医学では症状の部分だけを施術するわけではありません。症状に対する施術に加え、東洋医学的な所見から、その症状と関連して起こっていると考えられる症状に対して施術を行うことで効果を発揮します。
耳管機能不全と関連して起こる多い症状や兆候は以下の通りです。
・首肩凝り
・睡眠の質の低下
・睡眠時間が短い
・疲労が強い
・体が重い
・めまい
・不安感
・胃腸の不調または胃腸が弱い
・直近数か月~数年の急激な体重減少
・ストレス
東洋医学は「気」がある前提で病態把握を行います。耳管機能不全は、この気が「停滞している」または、「不足している」ことで耳管の調節障害を起こすと考えます。
そして、上述した「耳管機能不全と関連して起こる症状や兆候」は、気の「停滞」や「不足」を起こしやすい要因となります。
◆東洋医学的な鍼灸施術の目的
①耳の「気の停滞」または「気の不足」に対して、適宜ツボや鍼や灸の選択し気の流れを正す。
②「気の停滞」または「気の不足」の元となる部分へのアプローチ(関連性のある症状)。
この二つの目的に対して施術を行うことが大切です。
◆最後に
これはどの症状に関しても言えることですが、意外なことが関連していることにより、お悩みの症状が長引いたりすることがあります。
もし耳管機能不全が長引くようであれば、他の要因が耳管に影響していることも考えられるので、鍼灸を試してみる価値もあるかと思います。参考になれば幸いです。
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