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プロラクチンは、男女ともに脳から分泌されるホルモンで、生理不順・妊活時などのホルモン検査で測られるホルモンの一つです。この記事では、主にプロラクチンが高くなる原因と鍼灸施術が対応できる範囲について書いていきます。
◆プロラクチンとは
プロラクチンは乳汁分泌ホルモンと呼ばれ、乳腺を刺激して母乳の分泌を促したり、妊娠後に排卵を抑える働きをしたり、授乳中の生理を起こりづらくしたりもします。
◆高プロラクチン血症
本来、プロラクチンは出産後に多く分泌されるホルモンなのですが、出産していないときに過剰に分泌されることを、高プロラクチン血症と呼びます。
これにより女性は、乳汁漏出や排卵がしにくい・生理周期が延長してしまうなどの生理不順を起こしたりします。また男性の場合、勃起不全や性欲の減少が引き起こされます。
高プロラクチン血症を起こす原因は以下のようなことがあります。
①下垂体腺腫:良性の腫瘍がプロラクチンを分泌させます
②薬剤性:抗うつ薬や胃潰瘍の薬などは間接的にプロラクチンを分泌させます
③甲状腺機能低下症:甲状腺ホルモンを出せという刺激と一緒にプロラクチンを分泌させます
④その他
⑤潜在性高プロラクチン血症:普段のプロラクチン値は正常なのに、夜間やストレスの大きい時、生理周期などでプロラクチン値が高くなる方がいらっしゃいます
⑥原因不明:強いストレス・生活習慣の乱れなど
※生理的要因によるプロラクチン上昇:プロラクチン値は日常生活の生理的要因にも影響を受けて変動します。
食事、睡眠、ストレス、乳房刺激、排卵期、黄体期後半など
①~④のようにプロラクチンを過剰分泌させる原因には、その原因の治療を病院で行うことをお勧めいたします。また補助療法として、鍼灸施術で対応することは可能です。
⑤、⑥の場合は経過観察になることもあり、このような場合は鍼灸施術の対応範囲となります。
◆プロラクチンと東洋医学
東洋医学では、このように本来分泌されるべきでないときに過剰に分泌されている状況を「脳の誤作動」と捉えます。
この「脳の誤作動」が起こる原因としては、肉体的なストレス(疲労など)や精神的ストレス、生活習慣(睡眠不足や運動不足、自律神経の乱れ)などが挙げられます。
以前、「FSHが高い」で同じようなことを書きました。ご参照ください。
鍼灸施術では、その人に状態に合ったツボを選択しながら「脳の誤作動」を起こしにくくし、プロラクチンの過剰分泌を抑えていきます。
◆最後に
鍼灸施術は、施術によって心身の安定を図った結果、プロラクチンが下がるという過程をとります。直接プロラクチンを下げるための施術ではないことをご理解ください。
また妊活していてプロラクチン値が若干高いけれど経過観察中という方や、プロラクチン値を下げるためにお薬は飲みたくないとお考えの方も、選択肢の一つとして鍼灸施術をご検討ください。
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