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頭部症状と胃腸症状の、「実は」な関連性
◆はじめに
大抵の方は、痛いところや辛い症状があると、どうしてもそこに意識が向いてしまいがちです。しかし辛い部分に対しての施術だけでは変化が乏しい、つまりなかなか改善しない、ということがよくあります。
東洋医学は辛い所だけをみて施術をすることはありません。症状と関連がありそうな部分の施術を併せて行うことで、症状を改善に導きます。
今回はこうした施術の例として、「頭部症状と胃腸症状」の関連性について書いていきます。
◆東洋医学からみる胃腸と頭の関連性
胃腸と頭には、関連性が2つあります。
① 胃腸が気血を作り出せない
東洋医学では体のエネルギーとなる気血(きけつ)は飲食物から作られると考えます。
つまり飲食物は、胃腸で消化・吸収されることで気血を作り、各器官(手足・頭・東洋医学でいう臓腑など)に送られます。胃腸の状態が悪いと飲食物から気血を上手く作ることができず、各器官に気血が送くられない状態に陥ります。(東洋医学では「気血不足」という状態)
東洋医学では、この気血不足が頭に影響することにより、頭部症状を起こすと考えます。
② 胃の経絡は頭まで続く
経絡とは、同じ属性のツボとツボを繋ぐラインとお考え下さい。
分かりやすく電車で例えると、経絡が「○○線」、ツボが「○○駅」のようなイメージです。
胃の経絡は足先から頭まで走っており、胃腸の状態が悪くなると胃の経絡の流れが悪くなります。これが頭に影響を起こすと頭部症状を起こします。
◆胃腸の不調が影響したことで起こる頭部症状の具体例
*頭痛:頭の前面・鈍い痛み
*めまい:血が昇っていないような感じ、フワフワ系
*眼精疲労・疲れ目
*耳鳴り:低い音が多い
*耳管開放症・狭窄症
*顔色:蒼白(そうはく)または茶色くなる(血色が悪くなる)
悪化しやすい状況
*疲労時、夕方以降
*睡眠不足
*生理中
など
◆鍼灸治療・東洋医学では
鍼灸治療では、症状が出ている所へのアプローチにプラスして、胃の状態を整えることを目標に行っていきます。
胃の症状といっても人によって異なりますので、臨床で多い症状を挙げていきます。
*食後の胃痛
*空腹時の胃痛
*食欲がない
*下痢
*ストレス系による胃腸症状(食欲がない・胃痛・悪心嘔吐)
*胃腸炎後の胃腸症状
など
このような場合、気血の元となる胃腸の状態を整えてあげないと頭部症状はなかなか改善されません。例えば辛いのは頭部症状なのに胃腸の施術をするのには、こうした関連性が認められるからなのです。
◆最後に
このように、不調症状には原因が絡み合っていることがあります。ご自身でそうした因果関係を判断することは難しいと思いますので、もしも症状の変化が乏しいなとお感じになった場合は、東洋医学的な鍼灸治療も検討してみてはいかがでしょうか。
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