〒240-0022 神奈川県横浜市保土ケ谷区西久保町15 グランディシンヤ201
天王町駅から徒歩3分
当院は耳鼻症状に関する鍼灸施術も行っております。
その中で問い合わせが多くなっている「上咽頭炎」について、東洋医学・鍼灸の立場からどのようなことが考えられるかと、その施術方針について書いていきます。
詳しい病態は耳鼻科のホームページをご参照ください。
◆上咽頭炎とは
鼻の奥、喉の上の「上咽頭」という部分の炎症です。
明確なことは分かっていませんが、以下の原因が考えられます。
・細菌・ウイルス感染
・副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎
・タバコの煙・ホコリなどの刺激性の強い物質
・空気の乾燥
・疲労
・睡眠不足
・睡眠の質の低下
・ストレス
このように感染だけではなく、自律神経の乱れなど他の要因でも、上咽頭に炎症を引き起こします。
◆上咽頭炎の症状
【喉症状】
喉の痛み・違和感・乾燥感・痰・咳払い・声が出しにくい
【鼻症状】
後鼻漏・鼻の奥がにおう
【耳症状】
耳閉感
【自律神経症状】
睡眠障害・微熱・倦怠感・めまい
【その他】
首肩こり・頭痛・頭重・慢性疲労症候群
IgA腎症・ネフローゼ症候群・掌蹠膿疱症・乾癬など
◆炎症が取れない時に考えられることは?
一般的に多くの方は、病院で以下のような治療を試されているかと思います。
・Bスポット治療(上咽頭擦過治療:EAT)
・薬物治療(消炎剤・粘液調整剤・抗生物質)
・吸入薬
しかしこれらの治療を行った結果は、以下のように分かれます。
① 効果があった
② 効果があったが再発するorした
③ 効果があったが多少残っている(例:7割減)
④ 効果が多少あった(例:3割減)
⑤ 無効だった
②~⑤の場合、「炎症を抑えることができていない」と捉えられます。
これはご自身の身体の「自然治癒力の低下」、つまり「治る力が落ちている」からだと東洋医学では考えます。
◆上咽頭炎と鍼灸施術
当院は上咽頭炎への直接的なアプローチは行いません。
直接的なアプローチは病院で行っているからです。
重複しますが、上咽頭炎が治らない要因を東洋医学では
・自然治癒力の低下
・治る力が落ちている
によるものと捉えます。
では、具体的に【治る力を落としている要因】が何なのか、という事を臨床的に落とし込むと大きく以下のような症状が挙げられます。
・自律神経の乱れ
・首肩・顔面のコリ
・不良姿勢
・睡眠不足、睡眠の質の低下
人によって【治る力を落としている要因】は異なりますので、しっかりとカウンセリング・分析を行った上で、治療の計画を立てていく必要があります。
◆最後に
まずは病院で上咽頭炎に対する直接的なアプローチ、または原因と思われることを排除してみてください。あまり長引くと「免疫系の症状」を引き起こしたり、自律神経症状が複雑化したりして厄介な状態になるので、ご自身が決めた期間(目安としては3カ月~6カ月が好ましい)に、やれることをやってみてください。それでも思うような反応が出ないようであれば、鍼灸施術もご検討ください。
◆予約をご希望の方は下記のURLを一読ください。
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