〒240-0022 神奈川県横浜市保土ケ谷区西久保町15 グランディシンヤ201
天王町駅から徒歩3分
初めて来院された際には、まず症状について詳細なお話を伺います。
それから症状と関係のありそうなことを質問させていただきますが、中には「そんなことも関係あるの?」と思われるかもしれない質問もあります。
しかしそれは、東洋医学的な観点においては大事な質問なのです。
その一つに「体重の減少」についての質問があります。
これは「今ある症状を紐解くヒント」や「施術の組み立てる際に必要になる」ことがあります。
ここでポイントになるのが、
・症状の前に「体重減少」が起こったのか?
・症状が出現してから「体重減少」が起こったのか?
です。
もう少し詳しく説明します。
【今ある症状の前に体重が減少した場合】
この場合、体重の減少が今ある症状の起点となっている可能性があります。
前ぶれなく体重減少が起こることは稀で、だいたい先に体調不良があることが多いです。
具体的な例をだすと
・風邪が長引いた
・夏バテ
・過労
・ストレス など
流れ:体調不良→体重減少→今ある症状
東洋医学では、「体重減少」を「気血(きけつ)」が不足したと捉えることがあるのですが、「気血不足」が主因で不調症状を起こすことはよくあります。
今ある症状と体重減少に因果関係があると判断した場合、気血を補うツボを加味しながら症状に対して施術を行います。
【今ある症状が出現してから体重が減少した場合】
これは今ある症状によって、
・体力の消耗が激しい(気血消耗)
または
・体力の元となるエネルギーの供給不足
が起こったことを示唆しています。
痛みを例にすると、
常に痛みを感じると余計な体力を消耗します。
そしてその痛みが長引けば体力を消耗し、体重の減少へと繋がります。
それに加え、痛みによって食欲が落ち、エネルギーの供給不足を起こした結果、体重減少がみられます。
痛みの施術の場合、先ずは痛みのレベルを下げることが大切です。
つまり痛いことで体力消耗や食欲が落ちているため、原因である痛みを和らげてあげることが大切です。
痛みのレベルが下がったら、少しずつ食欲が出るようなツボを加味していきます。
これには、食欲を出ることによって食べ物からエネルギー(気血)を生み出し、「痛みに抵抗できる力」や「痛みが出にくくする力」をつけるという意味合いがあります。
◆最後に
じゃあ無理やり食べて体重を増やせばよいの?と思われるかもしれませんが、ご自身の胃腸の消化吸収能力は、状況や状態によって変動します。
無理やり食べたからといってエネルギーに変換されるとは限りません。
大事なのは、症状のレベルを下げながら、徐々に食欲を回復させ、少しずつ体重が戻ることです。
もし体重減少があり症状がとれないとお悩みの方は、このようなことも考えられます。
参考になれば幸いです。
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