雨が降る前に頭痛がする、台風が近づくとめまいがでる、天気が悪くなると古傷が痛む、季節の変わり目に、昔患った症状がでるなど、天候や気候の変化によって体調が悪くなる場合、その症状は「気象病」かもしれません。

◆気象病とは

気象病とは、近年注目が集まっている病気の一つで、潜在患者数はかなり多いと言われております。気象病は、気候や天候の変化が原因で起こる体の不調の総称で、頭痛やめまい、倦怠感、痺れ、気分の落ち込み、胃腸症状、喘息など、様々な症状を起こすのが特徴です。

◆気象病の原因は？

気圧・気温・湿度など、気象の大きな変化によって自律神経が乱れることが原因で起こると考えられています。要するに、外環境の変化に身体が追いついていない状態といえます。

大きな気候の変化は一時的なことが多く、気候が安定してくると症状は落ち着きやすいですが、身体からの小さなサインとお考えください。参考までに「未病とは」を読んでみてください。

以下の記事は「気象病」で起こりやすい症状です。下線が引いてある症状は詳細ページに飛べます。

・めまい

・頭痛

・自律神経の乱れ

・胃腸症状

・喘息

・突発性難聴

・痺れ

・倦怠感

など

◆季節による症状の考え方

・低気圧(台風など)

・湿度

・季節の変わり目(夏から秋にかけて)

・梅雨に体調不良になる方

・夏バテ

 気象病は、女性の実に８０％の方が発症しているというデータもあります。自律神経の乱れは、解決しづらい症状です。少しでもご自身のお身体のヒントになれば幸いです。