日々の生活の中で、ご自身の何気ない姿勢や動作を意識して行えている方は少ないと思います。

しかし、些細な体の癖やちょっとした不良姿勢が少しずつ体への負荷となり、不調症状に繋がることがあります。

今回は「意識していない姿勢や動作のチェック」について書いてみます。

本来は施術時の問診で、その方の症状からみて気になる事柄に関係する生活習慣を伺うのですが、そうした中でよくある不良姿勢や動作は以下の通りです。

当てはまる方や思い当たる方は、是非気を付けてみてください。

①　姿勢

・背中が丸まる

・顔が前に出やすい

・下を向くことが多い(仕事やスマホ)

②　その他

・あぐらで長い時間過ごすことが多い

・反り返って本やスマホを見る

・呼吸が浅くなってしまっている

③　立ち方

・足の外側に重心がかかる

・どちらかの足に体重を乗せやすい

④　歩行

・足首を使わないで歩く(つま先を上げ下げ出来ていない)

・靴の外側が削れやすい

①と②は首肩症状や自律神経症状に関する不調をお持ちの方に、③と④は腰・股関節・膝など下半身に不調症状をお持ちの方によくある癖であることが多いです。

こうした癖や無意識の姿勢に対する気を付け方や意識の仕方は、人によっても症状によってもお伝えできるアドバイスの内容が違うため、ここで一概に「〇〇するといいですよ。」と言い切ることはできませんが、もし上記のもので当てはまることがありましたら、ご自身の生活の中でこのちょっとした癖や無意識の動作を意識的に変えてみてはいかがでしょうか。

そうした日々の小さな積み重ねが、あなたの不調を改善してくれるかもしれません。